再婚がうまくいく確率はどのくらい？再婚で幸せになるためのポイントを解説

投稿日 2023年8月7日
更新日 2024年4月4日
著者 Taka
カテゴリー恋愛・出会い

今の時代、一度結婚生活に終わりを告げても、新たなパートナーを見つけて再婚する人も増えています。

「二度目の結婚は幸せ」と聞くこともありますが、実際のところ、再婚がうまくいく確率はどのくらいなのでしょうか。

今回は、再婚者の離婚率や、再婚で失敗する原因を解説します。
幸せな再婚生活を送るためのポイントも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

そもそも再婚率ってどのくらい？
- 結婚全体のうち再婚の割合は25％以上
- 再婚する人は5割以上
再婚者の離婚率は？
再婚者の離婚率が高いのはなぜ？
再婚生活がうまくいくために重要な3つのポイント
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まとめ
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そもそも再婚率ってどのくらい？

再婚者の離婚率の前に、そもそも再婚率がどのくらいなのか見てみましょう。

結婚全体のうち再婚の割合は25％以上

内閣府のデータによると、全婚姻件数のうち26.4％と4分の1以上が再婚となっています。

再婚率は年々増えていて、40年前から10％も上昇しています。
これは、離婚率が高まっていることに伴い、「バツイチでも気にしない」と思う人が増えたからでしょう。
一昔前は「再婚は再婚者同士でしかできない」のような風潮もありましたが、現在は再婚ー初婚の夫婦も増加しているんですね。

現に2020年の婚姻件数が52.6万件に対して、離婚件数は19.3万件となっていて、単純計算ですが3組に1組以上が離婚していることになります。

参考：内閣府男女共同参画局｜結婚と家族をめぐる基礎データ

また、少し前のデータにはなりますが、厚生労働省によると、平成27年の再婚の内訳は以下の通りでした。
再婚のうち、6割以上は夫妻どちらかが初婚となっています。

	夫：初婚ー妻：再婚	夫：再婚ー妻：初婚	夫妻ともに再婚	計
件数	45,268	63,588	61,325	170,181
割合	26.6%	37.4%	36.0%	100％

参考：厚生労働省｜人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」

以前と比べて再婚に対するハードルは大きく下がっているといえますね。

再婚する人は5割以上

先にも書いたように年々離婚率・再婚率はともに上昇しています。
公的なデータではありませんが、結婚相談所によると、離婚後の再婚率は実に50％にもなるようです。何とも驚きの高さですね。

また、離婚後5年以内に再婚している人は、男性が26.6％、女性が22.1％と、約5人に1人は離婚後5年以内に新たなパートナーを見つけていることがわかります。

参考：厚生労働省｜人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」

交際期間に関しては、「マイナビウーマン」が実施したアンケートによると60％以上が交際2年未満で再婚しているようです。「半年未満」との回答も20％ほどだったので、「スピード再婚」も多い印象ですね。

参考：マイナビウーマン｜バツイチ男性との恋愛＆結婚攻略法

以下の記事では、バツイチの方にもオススメできる出会いの場・婚活の方法について解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。
▶【再婚活中の方必見！】バツイチの出会いの場はどこ？オススメの方法や場所を紹介

再婚者の離婚率は？

では、いよいよ本題の再婚者の離婚率を見ていきましょう。

「二度目の結婚はうまくいく」というのを耳にすることもありますが、結婚相談所の調査によると、一説には再婚者が離婚する確率は約50％ともいわれています。

これが本当であれば、再婚したカップルの2組に1組は再び離婚していることになりますね。
さらにバツイチの離婚率は50％、バツニの離婚率は70％と離婚回数が増えるほど、離婚する確率も増えていくといいます。

初婚の夫婦を含めた離婚率は約3分の1でしたから、それと比べると再婚者の離婚率はかなり高いものになりますね。

再婚者の離婚率が高いのはなぜ？

では、なぜ再婚者の離婚率は初婚と比べて高いのでしょうか？
その理由として考えられるものをいくつかご紹介します。

一度離婚していて、離婚へのハードルが下がる

初婚の人は、離婚へ踏み切るまでのハードルが高く、心理的負担も大きいので、なかなか離婚に踏み切ることはありません。
戸籍に「離婚歴」が刻まれることへの抵抗などもあるのかもしれません。

しかし、離婚歴のある人は一度離婚を経験しているので、離婚へのハードルが下がり、「バツイチでもバツニでも同じ」と考えてしまうのでしょう。
夫婦のちょっとしたすれ違いや喧嘩でも、離婚という選択肢がちらつき、結果として離婚率が高まってしまうのです。

スピード再婚が多い

離婚後の再婚率でも触れたように、スピード再婚が多いことも考えられます。
再婚に限らず、交際期間が短いと離婚率は高くなります。

相手のことをよく知るにはある程度の時間が必要です。
会う回数を重ねてわかる欠点や、一緒に生活してみなければわからない一面もあります。

お互いを理解せずに結婚してしまうと、結婚後に受け入れられない部分が見えたときに、耐えきれなくなってしまいます。

とくにお互いが再婚の場合は、離婚の原因が相手にあるケースも考えられるので、注意が必要です。

そもそも結婚が向いていない

そもそも結婚生活に向いていないという人もいて、一度離婚を経験している人にはこのタイプも多いと考えられます。

「結婚できること」と「幸せな結婚生活を送れること」は同じではありません。

離婚の理由として最も多いのは、「性格・価値観の不一致」です。
恋人としてはいい感じでも、いざ結婚して夫婦になると、「性格が合わなかった」というのは意外とよくあるケースです。
逆も然りで、なかなかモテなくてやっとの思いで結婚した人が結婚生活に向いていないかというと、そんなこともありません。

他にも、金銭感覚のズレや思いやりがない、浮気・ギャンブル・暴力など、本人に問題がある可能性も考えられます。

このように結婚に向いていなくて、勢いで結婚したが結婚生活がスタートするとうまくいかず離婚してしまった、というカップルも再婚者の離婚率が高い理由の一つでしょう。

理想が高すぎる

「理想が高くて結婚できない」という人はいると思いますが、中には一度結婚しても「もっと良い人がいるのでは…？」と結婚生活中も理想を求め続けてしまう人もいるそうです。
このようなタイプは結婚してみるが、運命の人ではないと思うとすぐに離婚に踏み切り、離婚と再婚を繰り返してしまいます。

100パーセント満足できる結婚生活はありませんから、理想を追いすぎず、ある程度は妥協が必要ですね。

再婚生活がうまくいくために重要な3つのポイント

一度離婚を経験して、再婚生活がうまくいく未来が見えない…という方もいるでしょう。

ここでは、再婚生活で失敗しないためのポイントを3つほどご紹介します。

①相手との相性

再婚に限ったことではありませんが、やはり相手との相性は重要なポイントです。

相手との相性は「自分と価値観が合っているか」「相手方に問題はないか」の2つを中心に判断するとよいでしょう。

この先結婚生活を続けて行く上で、ちょっとした価値観の違いでも、積み重なれば大きなストレスや不満の原因となります。
「相手といるときに心地よさを感じられるか」「喧嘩したときに素直に意見を言えるか」「金銭感覚に大きな差はないか」など細かい部分まで、交際期間中に判断しておきましょう。

また、相手に問題がないかの確認も大切です。
外見は良くても暴力的・モラハラ気質、お金はあるけど浮気癖がある、など内面に問題を抱える相手とは、再び離婚する原因にもなりかねません。

次の結婚生活を幸せに送るために、これらの部分は入念にチェックしておくと安心です。

②子どもとの相性

どちらかに連れ子がいる場合、子どもとの相性も大切です。

あなたにお子さんがいる場合、自分の子と喧嘩ばかりする異性との結婚生活はしたくないでしょう。
逆に相手が子連れの場合、相手の子とうまくやっていけないと、あなたにもストレスとなってしまいます。
すぐに打ち解けるのはなかなか難しいかもしれませんが、少なくとも数回は結婚前に顔を合わせて、最低限の相性は確認しておくことをオススメします。

また、子どもは親に気を使って、「本当は再婚してほしくない…」という本音を言えないケースもあるので、お子さんの気持ちにも寄り添って、本音を聞き出してあげましょう。