距離が近い二人の関係って？脈ありから男女の友情のサインを徹底解説！

「この二人なんか距離が近くない…？」

「自分に対して距離が近い人がいる…」

こんなことを思ったことはありませんか？
ひょっとすると、今職場などで距離が近い異性にドキドキして、仕事に集中できない人もいるかもしれません。

今回は男女の距離が近くなる理由や、そんな男女の特徴を解説します。
後半では、脈ありや男女の友情のサインを紹介します。

距離が近い二人の関係が気になる、自分への距離が近い異性のことで気になっている、という人は、ぜひ最後まで読んでいってください。

距離が近いって具体的にどのくらい？

二人の距離が近いというのは具体的にはどのくらいでしょうか？

職場の同僚なのか友達なのかなど、二人の関係にもよりますが、50cm以内で話す男女は、距離が近いと思われます。
50cm以内というのは、ふとした時に肩や手が触れるような距離ですね。

というのも、人間には人それぞれ「パーソナルスペース」というものがあります。
パーソナルスペースとは、「他人に近づかれると不快に感じる空間」のことです。

人間のパーソナルスペースは個人や男女の差はあれど、恋人や家族であれば〜50cm、友達であれば50cm〜1m程度、職場の同僚などは1m〜3m程度とされています。
ですから友達といえど、50cm以内で話していれば、距離が近いと言えるわけです。

【出典】 Wikipedia｜パーソナルスペース

類型	概要	近接相	遠方相
密接距離 (英: intimate distance)	ごく親しい人に許される空間	0～15cm 抱きしめられる距離	15～45cm 頭や腰、脚が簡単に触れ合うことはないが、手で相手に触れるくらいの距離
個体距離 (英: personal distance)	相手の表情が読み取れる空間	45～75cm 相手を捕まえられる距離	75～120cm 両方が手を伸ばせば指先が触れあうことができる距離
社会距離 (英: social distance)	相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる空間	1.2～2m 知らない人同士が会話をしたり、商談をする場合に用いられる距離	2～3.5m 公式な商談で用いられる距離
公共距離 (英: public distance)	複数の相手が見渡せる空間	3.5～7m 2者の関係が個人的なものではなく、講演者と聴衆と言うような場合の距離	7m以上 一般人が社会的な要職にある人物と面会するような場合におかれる距離

男女の距離が近くなる4つの理由

男女の距離が近くなる理由にはどのようなものが考えられるでしょうか？

二人の距離が近いからといって、必ずしも恋愛関係にあるわけではありません。
様々な理由が考えられますが、ここではありがちな理由を4つ紹介します。

①二人が両思いだから

付き合っている/いないに関わらず、両想いであれば自然と二人の距離は近くなります。

とくに周りから見ても距離が近いと思うほどであれば、自然とお互いが相手を受け入れ、惹かれ合っているはずです。
お互い相手に惹かれ合っていれば、たとえ付き合っていなくても、友達やただの同僚にはないラブラブな雰囲気が醸し出ていることでしょう。

また、二人が付き合っているというケースもありえます。
付き合っている二人であれば、傍にいると居心地が良く、安心できるでしょう。

周りに知らせていないだけで実は付き合っていて、結婚と同時に発表、なんてことも考えられます。

公私混同しないために、会社などでは公表しないというのも一つのスタイルだと思います。

②一方が片思いだから

一方がもう一方に片思いという可能性もあります。

片思い中の相手に意図的に近づいて、心理的な距離も縮めようとしているのかもしれません。
特定の人に積極的に近づいているわけなので、周りから見ると特別な関係にも見えているでしょう。

アプローチされている方は気づいていなくても、知らないうちに噂になっているというのもあるあるです。

③気を許した相手だから

とくに恋愛感情がなくとも、会社の同僚や友人など気を許した相手であれば、本人たちは意識していなくても、周りから見ると距離が近く見えるかもしれません。

男女でも友情が成立すると考える人も多くいます。

成立しないと考えている人から見れば、ただならぬ関係に見えるかもしれませんが、本人たちは至って普通の友達として接している、というパターンも考えられますね。

④そもそも誰に対しても距離が近い人だから

恋愛感情や友情は関係なく、誰に対しても距離が近く人懐っこいタイプの人もいます。

パーソナルスペースが狭い、つまり他人が近距離にいても不快感を感じないのです。
この場合は、二人が特別な関係だから、というわけではないですね。

とくに寂しがり屋さんの女性はこの傾向が強く、無意識に距離が近くなりがちです。

距離が近い二人の特徴3選

距離が近い二人には、他にも様々な特徴があります。
もし、「あの二人やけに距離が近いな…」「この人自分に対して距離が近いな…」と思うことがあれば、次の項目もチェックしてみましょう。

1. 気づけば近くにいる

一緒にいるときの距離が近いだけではありません。

近くにいる頻度も高くなりがちです。
恋愛感情もしくは男女の友情が芽生えている場合は、ふとしたときに近くに姿が見えるものです。

どちらにせよ二人の気が合うので、居心地が良いのでしょう。
友達何人かでご飯を食べに行っても、「そういえばあの二人、いっつも席隣じゃない？」なんてこともあるかもしれませんね。

2. ボディタッチが多い

距離が近い人たちは会話だけでなく、ボディタッチも交えながらコミュニケーションをとることも多いです。

相手に触れる・触れさせるというのは、それだけ相手を受け入れているということなので、二人の距離が近ければ近いほど、ボディタッチも増えるでしょう。

職場などであまりボディタッチが多いと、周りは「いちゃいちゃしてないで仕事しろ！」と思われてしまいますよね。

3. お互いのことをよく知っている

お互いのことをよく知っているというのも、大きな特徴の一つです。

距離が近い二人は、たくさん話して日頃から自己開示をしていることでしょう。

周囲が何気なく聞いてみると、「そんなことまで知ってるの！？」とツッコみたくなるほどお互いのプライベートを知っていたりするものです。

距離が近い二人は脈あり？脈ありや男女の友情のサインを紹介

ここまで距離が近い二人の理由や特徴について解説しました。

それでは、実際にあなたに距離が近い異性が現れたとき、相手の心理を見分けるサインをいくつか紹介します。
もう一度男女の距離が近くなる理由を見ておきましょう。

①両思いだから
②片思いだから
③気を許した相手だから
④そもそも誰に対しても距離が近い人だから

今回は、①と②が脈あり、③が男女の友情、④は特に何もないものとして、解説していきます。

【脈ありのサイン】

1. プライベートな内容を話している

話す内容がプライベートな内容であれば、脈ありの可能性も高いです。

それが二人だけの話題などであれば、それだけ二人の距離が近く、二人だけの時間が多いことになるので、なおさら脈ありといえます。
もちろん、友達としてプライベートな内容を話している可能性もあり得るので一概には言えませんが、少なくとも他の人と比べてあなたを特別視していることは間違いないでしょう。

逆に、話す内容が仕事など事務的なことや世間話程度であれば、今はまだ脈なしといえるでしょう。

2. 頻繁に連絡をとっている

連絡の頻度も一つの判断基準となります。

連絡の頻度が多ければ多いほど、脈ありの可能性も高くなります。
遊んでいるときや会社内など実際に顔を合わせている間だけでは飽き足らず、たくさん話したいことがあるのでしょう。

連絡の頻度は人それぞれなので判断は難しいですが、常に話が途絶えない、相手からたくさん質問が来る、などの場合は脈ありの可能性もかなり高いでしょう。

3. 自分だけにしていることがある

話している内容や連絡の頻度は、他の人と比較しようがないので判断に困ることもあるかもしれません。
そのようなときは、自分に対する態度や行動を他の人と比べてみましょう。

例えば、「昼食休憩を一緒にとる」「一緒に通勤をする」などは相手があなたとだけしていることです。
このようなことが多ければ、相手にとってあなたがそれほど特別な存在と判断できるので、十分脈ありの可能性があります。

他にも、自分と話すときの距離と他の人と話すときの距離を比べるだけでも、誰に対しても距離が近いのか、自分だけに近いのかはわかりますよね。

相手のことが気になるのであれば、他の人といるときの表情や行動に目を向けてみましょう。

【男女の友情のサイン】

1. 恋愛事情を話す

恋愛事情を話すのは男女の友情のサインと言っていいでしょう。

恋愛事情は、今後も友達としての関係を続けていきたいからこそ話せる内容だと思います。好きな人や気になっている人には、なかなか話しづらいですよね。
友達であれば、元恋人のことやちょっとした下ネタなども楽しく話せるでしょうから、男女の友情が芽生えている可能性が高いです。

また、今恋愛で何か悩んでいる素振りを見せてきたら、あなたの他に恋愛対象がいると想定できるので、信頼できる友達として悩みを聞いてほしいのかもしれませんね。

2. 自分を良く見せようとしない

人は恋愛感情を抱いている相手には自分を良く見せようとするものです。

ですから、自分の欠点を隠さなかったり、背伸びしている様子がなければ、気心の知れた友達や同僚だと思われているかもしれません。
恋愛感情がないからこそ、ありのままの自分を出せるという人も多いでしょう。

もちろん、男女の友情が芽生えているからといって、恋愛に発展しないとは限りません。友達から恋人に、というケースも多々あります。

もしあなたが相手を恋愛対象として見ているのならば、思い切ってアプローチしてみてもいいかもしれませんね。

距離の近い異性に困っているときの対処法

逆に、距離の近い異性に対して、あなたは好意がない場合は困ってしまうこともあるでしょう。
そんなときの対処法もいくつか紹介します。

距離をとる

最も手っ取り早いのは、相手が近づいてきたときにさりげなく距離をとることです。

ストレートに「離れてほしい」と伝えるのは難しいかもしれませんが、適度な距離をとる程度であれば、ハードルは高くないでしょう。

相手に気づかれずに一定の距離を保てるのであれば、問題ないですし、仮に相手が気づいてしまったとしても、「この人はこのくらいの距離で接する人なんだな…」と思って貰えるかもしれません。

距離が近くて困っていると伝える

あなたが物怖じしない性格だったり、距離をとっても相手が近づいてくる場合には、「離れてほしい」とストレートに言ってみるのも一つの手です。
相手があなたにアプローチしているのであれば、きっとあなたが不快になる行為は慎んでくれるはずです。

あなたが不快なままコミュニケーションを続けるよりは、一度思い切ってあなたが困っている旨を伝える方がこの先楽だと思いますよ。

第三者に注意してもらう

相手の立場が上だったり、自分からアクションしづらい場合は、周りの人に注意してもらうという方法もあります。

あなたが困るほどの距離ならば、第三者から見ても「距離近くない？」と思っているはずです。
周りの人に頼んで相手に注意してもらえば、相手との関係に亀裂が入る懸念も少ないですし、言いづらさもないので精神的にも楽でしょう。

あなたから言うとき同様、相手が無意識の場合やあなたに好意がある場合は、距離を考えて接してくれるようになるでしょう。

まとめ：必ずしも「距離が近い男女＝恋愛関係」ではない！

今回は、距離が近い男女の関係や、脈ありや男女のサインを解説しました。

距離が近い男女だからといって、必ずしも恋愛関係というわけではありません。
ですから、もしあなたに対して距離が近い異性がいるからといって、早とちりしてはいけません。
恋愛感情なのか男女の友情なのか、しっかりと見極めて、良好な関係を築けるようにしましょう。

皆さんの恋路や友人関係がうまくいくことを願っています。