デート代を全部出してくれるのはなぜ?男性の心理や上手な奢られ方を解説!

  • どうして男性ってデート代を全部出してくれるの?
  • もしかして、下心があるのかな…?
  • 毎回デート代を奢られるのは申し訳ない…

男性との食事などでこのように思ったことはありませんか?
もしくは、今まさにデート中で相手の考えが気になっている人もいるかもしれません。

今回は、デート代を奢ってくれる男性の心理を解説します。後半では、奢られるときの態度や申し訳ない時の対処法もご紹介します。

男性がデート代を出す5つの心理

デート代を全部出す男性の心理を5つ紹介します。
デート代を出す男性の心理は、恋人か否かなど、あなたと男性の関係性によっても変わってきます。

①あなたのことが好き・気になっている

彼氏や仲の良い男性であれば、恋愛感情のあるなしに関わらず、「あなたのことが好きだから」という可能性が高いです。

好きな相手であればお金を出すことに抵抗がない、と考える男性は多いです。
むしろ、好きな女性にはかっこいいところを見せたい、好きな女性の喜ぶ顔が見たい、と思うのが男性の性分なんですよ。

あなたが気になっている相手であれば、とても嬉しいですね。

逆に、全くそんなつもりではない男性からこのような心理が見えると、少し引いてしまいますね…

②見栄を張っている

あなたに対して、見栄を張っていることもあります。

男性の中にはプライドが高く見栄っ張りな人も多く、女性から感謝されるなど承認欲求を満たしたいがために、デート代を出すというわけです。
①と近いですが、どちらかというと男性の自己満足に近いですね。

このような男性は、良くも悪くも一度決めたら満足のいくまでやり続けるタイプなので、素直に「ありがとう」とお言葉に甘えておくのも手です。

③デートするメリットを与えたい

女性にデートをするメリットを与えるために、奢る男性もいます。
男性の片思い中など、普通に誘うと断られそうな場合でも、奢りならOKしてくれるのでは…?と思っているのです。

実際に、とくに相手の男性に興味がなくても、「タダで美味しい食事ができるなら行ってもいいか」と思うこともありますよね。

男性としては、デートの前に奢る意志を見せなければ意味が無いので、誘い文句として「臀部出すよ」などと言ってくる場合は、このような可能性も出てきます。
逆に、付き合っている場合は断られる可能性が低いので、デートの口実のためだけに全額奢るとは考えづらいでしょう。

④男性が出すのが当たり前だと思っている

付き合っている・付き合っていないに関わらず、「デート代は男が出すもの」と思っている可能性も考えられます。

デートには一般的に女性の方が準備にお金がかかりますから、デート代まで女性に出させることに抵抗があるのです。
とくに男性が女性よりも年上の場合は、このような傾向が強いです。

一昔前は「女性に財布を出させる男はみっともない!」なんて風潮もありました。

一時と比べてそのような男性は減っている印象ですが、女性に出させることに多かれ少なかれ抵抗を感じている人は意外と多いです。

もし今後も関係を続けていきたいのであれば、相手のお財布事情も考慮して、割り勘などを提案してあげられると良いですね。相手の男性もあなたを素敵な女性と思ってくれるかも…?

⑤見返りを求めている

付き合ってなくともデート代を出す男性には、残念ながら何らかの見返りを求めている可能性もあります。

男性があなたを好きで、付き合いたいと思っているならまだしも、身体だけの関係を求めているケースには要注意。
女性を自分より下に見ていて、「奢ってやったんだから、身体を許してくれたっていいだろ」などと思っている男性も少なくありません。

大抵夕方から夜の時間帯で食事に行き、少し良い雰囲気になったところで、ホテルなどに誘うといった手口です。奢ってもらったことで、女性が断りづらいことに浸け込んでくるのです。

お金の使い方が派手そう、手慣れた案内をするなど、少しでも下心を持っていそうな男性には十分注意しましょう。

こんな奢り方には要注意!男性心理の見極め方

男性がデート代を出す心理について解説しました。

では、その男性心理をどのように見極めるのでしょうか?

付き合っていれば特別注意することは少ないと思うので、今回は付き合っていない男性とのデートで奢られた場合の見極め方をご紹介します。
これらをふまえて、もし下心などがちらついた場合は、早めに切り上げて解散しましょう。

金額にこだわる

奢ったのはいいものの、「いくらだった!」という金額を口に出すや伝票を見返すなど、金額にこだわる人には要注意です。
無理してデート代を出している可能性が高いです。

男性に無理をさせる関係は長続きしませんし、場合によっては「これだけ出してやったんだから」と見返りを求めてくる可能性もあります。

面倒なことになる前に割り勘にしましょう。

妙に馴れ馴れしい

それほど親しい仲ではないのに、馴れ馴れしい人には要注意です。

ボディタッチが多い、会話の距離感が近いなど、悪く言えば遊んでそうな人ですね。
下心を持って近づいている可能性が高いです。

この場合は男性に出してもらうと「奢ってやったんだから」とグイグイ迫って来やすくなるので、きっぱりと断って自分の分は先に払ってしまいましょう。

奢ってもらうときにはどんな態度を取ればいい?

男性にデート代を出してもらうのは申し訳ないと思う人も多いでしょう。

では男性に奢ってもらうとき、女性はどんな態度を取ればいいのでしょうか?

奢ってもらうときに大切な心構え

男性を不快にさせないための心構えを2つ紹介します。

お金を出す意志を見せる

女性もお金を出す意志を見せることは大切です。

「私も出すよ」などの言葉も大切ですし、実際に財布を出す素振りを見せるのも誠意の一つです。
たとえ男性が奢るつもりであっても、あなたが「奢られて当然」と傲慢な態度では、不快になります。

少なくとも一回は、あなたも払う意志があることを見せましょう。

しっかりと感謝を伝える

男性にお金を出してもらった場合は、しっかりと感謝を伝えましょう

あなたが申し訳なさそうにしている姿より、喜んでいる姿の方が、男性からしても嬉しいはずです。
当たり前のような態度をするのはよくないですが、大切なのは申し訳なさよりも感謝です。笑顔で「ありがとう」と言いましょう。
また、感謝の言葉と同時に、楽しさや喜びも伝えるのがポイントですね。

相手の男性が気になるのであれば、解散した後にLINEなどで改めて感謝を伝え、楽しかったことやまたデートをしたいことを伝えると、より関係が深めていけるでしょう。

奢ってもらうときのNG行動

逆に奢ってもらうときにやってはいけない行動もご紹介します。

「お金を出そうとしない」「感謝を伝えない」というのはもちろんNGですが、それに加えて以下のことにも注意しましょう。

「奢られて当然」という態度をとる

繰り返しますが、「奢られて当然」という態度ではいけません

そのような態度を見せられると、男性はたとえ出すつもりでも、いい気分はしませんよね。
心のどこかに当然という気持ちがあると、自然と顔や態度に出てしまうものです。

また、たとえあなたがそう思っていなくとも、「お店を先に出る」「お会計の最中にスマホをいじる」などの行為は、男性は「当たり前だと思っているんだ」と捉えてしまいます。

一昔前は「デート代は男性が出すもの」という風潮はありましたが、決して奢られるのが当たり前ではありません。

そのような考えは持たない、またそう捉えられるような行動はしない、ということを心に留めておきましょう。

文句を言う

デート代を出してもらったのに、「他のお店がよかった」「つまらなかった」などと文句を言うのはもっての外です。

男性にしてみれば、喜んでもらおうと思って奢っているのに、文句を言われてしまっては、不快なことこの上ないです。
たとえ満足できなかったとしても、お金を出して楽しませようとしてくれたことに感謝し、文句は控えましょう。

毎回奢ってもらうのが申し訳ないときの対処法

「申し訳なさより感謝が大切」と言われたって、やっぱり毎回デート代を出してもらうと、申し訳なく思ってしまいますよね。

そんなときの対処法をいくつかご紹介します。
相手の男性とこれからも関係を続けていきたいのであれば、ぜひ参考にしてみて下さい。

交代で出す

毎回デート代を出してもらって申し訳ないのであれば、交代で出すようにするのがオススメです。

毎回奢ってもらっていると、男性にとってだんだんとデートが負担になる可能性もあります。ただ、男性から「割り勘にしよう」や「今日は出してよ」なんて言うのは、とてもプライドが許してくれないでしょう。

なので、お店を予約して「今日は私が出すよ」と言う、男性がお手洗いに行っている最中にサプライズで払ってみる、など一度半ば強引に払ってみてください。
最初はビックリされるかもしれませんが、徐々に交代で出すように持っていきやすいですし、お金を出す意志がある人だと思われてあなたへの印象も良くなります。

とくに会社の同僚やカップルなど、対等な立場であれば、比較的男性側も「自分が出さなきゃ…」という考えは少ないでしょうから、提案してみるといいでしょう。

デート代を一緒に貯める

付き合っていて、交代や割り勘を断られてしまう場合は、デート代を一緒に貯めるというのもオススメです。

二人でぴったり同じ金額ずつ貯めなくても、多少なりとも男性の負担を減らせますし、男性からしてもいくらかはあなたに出させてしまった…という感覚も薄れると思います。

予算を決めて堅実な交際を続けられますし、一体感も高まって、二人の絆がより強くなったりもしますよ。

プレゼントなどでお返しをする

好きな男性であれば、デート代を出してもらったお礼に何かお返しするのも良いでしょう。
持っているものや普段の会話から、好みや趣味をリサーチして、男性が喜ぶプレゼントを用意できると良いですね。

ただし、女性にデート代を出させない男性ですから、大きなものや高価なものはかえって申し訳なく思ってしまいます。
また、可愛すぎるものなど女友達に贈るようなプレゼントでは、男性側も困ってしまいます。

迷った場合はお財布やハンカチなどの小物類や、男性の趣味に合ったグッズなどがオススメです。

まとめ

今回はデート代を奢ってくれる男性の心理を解説しました。

【男性がデート代を出す5つの心理】

  1. あなたのことが好き・気になっている
  2. 見栄を張っている
  3. デートするメリットを与えたい
  4. 男性が出すのが当たり前だと思っている
  5. 見返りを求めている

基本的には男性が出したくて出してくれていることが多いですが、下心を持って近づいてくる人もいるかもしれません。
しっかりと男性の心理を見極めて、嫌な思いをしないように気をつけましょう。

また、奢ってもらうときに大切なのは申し訳なさよりも感謝です。当然という態度はダメですが、感謝と喜びを目一杯伝えてあげましょう。