別れさせ屋を使ってでも、離婚させたいと強く思うこともあるでしょう。それほどの強い意志があるのなら、別れさせ屋を使う意味が出てきます。
本当に別れさせ屋を使って離婚まで持ち込むことができるか。それにはさまざまな条件が関わります。
離婚は簡単にできることではありませんし、障害になることもたくさん出てくるからです。だからこそ、離婚までの障害になりやすい費用や方法を認識しておかなければいけません。
離婚までの道筋も徹底解説していきますので、別れさせ屋の利用を検討している方は参考にしてください。
別れさせ屋を使って離婚することができるのか
大事なポイントは、別れさせ屋を使って離婚まで持ち込めるのか。できないのなら利用する価値はありません。
実際に別れさせ屋で離婚まで持ち込むことはできます。障害はたくさんあり、乗り越える手段として別れさせ屋を利用する。これが重要です。
別れさせ屋の目的
別れさせ屋はカップルを別れさせることを請け負う仕事です。男女関係だけではなく、同性でも別れさせることがあります。依頼者が幸せになるために必要なことであり、それに対して力を発揮することを仕事の目的としているのです。
別れさせ屋が成功しやすいのはこんなとき
もしも、夫婦関係が緊迫しており修復不可能ならば、別れさせ屋を使わずにでも離婚できます。ほとんどのケースは、そこまで緊迫した状況ではありません。離婚は簡単にできないことがわかっている状況で、きっかけになることが欲しいと考えているからこそ、別れさせ屋の利用価値がでてきます。
別れさせ屋を使って成功させやすいのは、ほんの少しでも離婚の意識がある状況です。なんの離婚の意思がない相手に工作するなら、相当難しいといえます。心理誘導で離婚の文字が浮かんでくるぐらいが理想的です。
心理的に離婚へと向かわせる
別れさせ屋の工作は、基本的に心理工作です。不貞行為によって離婚に向かわせるのは、法的な問題を引き起こすからです。心理的に離婚を構築する作業は、一歩ずつしか進めません。いきなり離婚へと飛んではいけないのです。心理的工作は時間がかかるため、途中で情がわいたりすれば、うまくいかなくなる可能性が高まります。
依頼者は、絶対に成功させるという強い意志を持たなければいけません。途中で良心の呵責に悩まされることも出てきます。そのときでも強い意志を持って臨めないなら成功しません。
別れさせ屋で離婚するまでにかかる費用と料金相場
別れさせ屋を使うなら必ず費用がかかります。どれぐらいの料金がかかるのか、理解しておくべきポイントです。
別れさせ屋に離婚を依頼した場合、相場は150~200万円です。
期間や難易度によって変わりますが、以下で一例を紹介しましょう。
費用総額 | 200万円 |
着手金 | 120万円 |
成功報酬 | 60万円 |
諸経費 | 20万円 |
期間 | 3カ月 |
着手金は、依頼を受けてスタートするための料金を示します。成功報酬は成功したときのみ支払う料金です。失敗したら支払うことはありません。諸経費はデートなどにかかる費用のことで、内容によって変動します。
離婚するまでの方法と手口
別れさせ屋は、さまざまな手口を使って結果を導き出します。方法はひとつではありませんが、一般的流れを知っていれば、費用対効果がわかるでしょう。
情報収集
まずは相手の情報を収集します。もちろん知っていることが大半かもしれません。夫婦といえども知らないことはたくさんあるはずです。こうした情報も含め、できるだけ細かく精度の高い情報を集めます。
情報が集まらなければ、離婚への道は難しいと思わなければいけません。心理的に追い込み誘導するためにも情報が重要です。
情報収集には、ターゲットの尾行もあります。自分がいない間にどのような行動をしているか、知らない顔があるはずです。この情報を生かしながら、ターゲットの行動を考えて工作を構築しなければいけません。
工作を組み立て接触を図る
情報を集めたら、どのような工作が有効なのかを組み立てていきます。心理的に誘導するために、どのような手段をとると有効か見えてくるからです。
工作は相手の情報と状況によって変わります。だれもが同じではありません。
工作が構築できたなら、ターゲットとの接触を図り心理的に誘導をはじめます。
異性を工作員にするのは、基本的な方法ですが、それだけが方法ではありません。同性でも心理的に誘導できるなら、工作は成功するからです。
ほんのわずかでも離婚に対する意思があるなら、それを刺激するのが工作手段です。離婚に対する意思を刺激し、顕在化させればポジティブにとらえ始めます。そうなれば、選べる工作手段の幅が広がるのです。
逆に離婚の意思を持たないなら、別の工作も検討しなければいけません。別の方向から刺激を与えなければいけないからです。
工作が成功したら徐々に撤収する
離婚まで持ち込めたなら、それ以上の工作は必要なくなります。工作員はいきなり姿を消すのではなく、徐々に消えるように仕向けるのが大切です。いきなり消えてしまうと、異変を感じて疑う可能性が出るからです。
気が付いたときには、工作員は存在ごといなくなります。
離婚に持ち込みやすい夫婦の特徴
夫婦関係が冷え切っているなら、離婚しやすいのは確かです。条件となるのはこれだけではありません。
子どもがいない夫婦
子どもがいない、または成長して自立している家庭なら、離婚の障害が少なくなります。離婚に対する責任は夫婦関係だけになるからです。
経済的な自立
夫婦ともども経済的に自立している状況は、離婚しやすくなります。離婚したとしても、生活に問題がないからです。生活できない状況では、離婚に踏み切りにくいでしょう。これは別れさせ屋を使っても変わりません。
別れさせ屋で離婚させる・離婚することのリスク
別れさせ屋を使って離婚させる・離婚するには、さまざまな障害が出てきます。どのようなリスクがあるか、はっきりと認識することが障害を乗り越えるために大切です。リスクを認識していれば顕在化させずに済むかもしれません。
費用がかかる
料金相場で触れましたが、別れさせ屋を使うためにかなりの出費を伴います。だれもが簡単に捻出できる金額ではないでしょう。もし、離婚が成立したとしても、この費用は返ってきません。共有財産の問題もあり、資産としてはさらに減る可能性もあります。
契約期間中にうまくいかなかった場合、延長するか判断が求められます。延長しても可能性があるなら、さらなる費用投入を検討しなければいけません。この負担も軽いものではないでしょう。
失敗のリスク
別れさせ屋を使うことの決断はそこまで難しくないことです。しかし、利用を決断したからといって、成功は約束されたわけではありません。どんなに優れた別れさせ屋でも、一定の失敗の確率があるからです。
難易度によっても変動しますが、一般的には70%程度の成功率が期待できるとされてきました。この数値を裏返せば、30%は失敗します。全体のうちの3割です。10人依頼があれば、3人は失敗するのです。この状況を楽観するのではなく、リスクとしてはっきりと認識しなければいけません。この失敗確率は、結構高い数値です。
依頼者の良心の呵責
どうしても離婚したい理由があるかもしれません。ですが、そこまで相手を嫌っており、覚めた状態なら別れさせ屋に依頼しないでも離婚できるはずです。
それでも離婚したいと思っても、別れさせ屋に依頼したことをどこかで後悔する気持ちが出てきます。倫理的に考えれば、自分が離婚への道を作るのではありません。違う形で誘導していくからです。
この決断が良心の呵責を生み出します。そのときに継続できるかはっきりと決められるでしょうか。意思が鈍れば成功の確率はかなり落ちることを覚悟しなければいけません。
発覚したときの信頼関係
別れさせ屋が失敗したと仮定します。このときに夫婦の信頼関係はずたずたになるのはまちがいありません。それだけで済めばいいほうです。社会的にも別れさせ屋に依頼してまで離婚したかったといわれることでしょう。周囲からの信頼関係にもひびが入るかもしれないのです。
仕事における信頼関係にも影響する可能性があります。もちろん、そこまでの影響が出ない可能性もありますが、リスクとして理解しなければいけない点です。
まとめ
別れさせ屋を使って離婚を目指すことは、なにも不可能ではありません。成功へ導くための方法もあるからです。ノウハウを持ったところなら、成功の確率を引き上げることもできるでしょう。
別れさせ屋を使うなら、本当に有効活用できる相手か判断しなければいけません。少しでも信頼関係が構築できないのなら、離婚の道は遠のきます。
どんな業者なのか細かく分析も必要です。自分の未来を切り開くための選択として、覚悟を持って臨むことが成功を引き寄せるでしょう。