別れさせ屋の手口・やり方を徹底解説!どうやって別れさせるの?

別れさせ屋の手口・やり方を徹底解説!どうやって別れさせるの?

別れさせ屋のホームページを見ても具体的なやり方や工作手法、調査道具などは掲載されていないことがあります。

別れさせ屋を選ぶうえでしっかりと理解を深めてから依頼したいですよね。

本記事では別れさせ屋の『やり方』『調査道具』など、コイタツ編集部が調べつくしたことを掲載していきます。

別れさせ屋に相談する前に本記事の内容を頭に入れてから相談すると別れさせ屋の良し悪しがわかってくるかもしれません。

それでは最後までお付き合いください。

別れさせ屋の工作手口とやり方

別れさせ屋というと、どのようなイメージがあるでしょうか。強引な感じもするかもしれません。実はいろいろな工作手口があり、やり方も増えてきています。大事なことは、相手の意識を変えることです。

そもそも別れさせ屋とは?

探偵業が行っているサービスのひとつで、ターゲットにしたカップルや夫婦を別れるように誘導します。業者の数は増加傾向であり、最初に登場した30年以上前とは比べられないほど増えました。人間関係を左右させるため、情報収集から工作にかけて高い技術が求められます。

ただし、すべての別れさせ屋が優れているわけではなく、クオリティにも差があるのが現状です。さらに問題を抱えている悪徳業者も存在するため、しっかりと業者を選ばなければいけません。

別れさせ屋のやり方

別れさせ屋の活動は、工作と呼ばれています。ターゲットに対して工作員を接触させ、別れる状況に持っていくのがやり方です。

前提条件になるのは、依頼者などの存在は一切知られてはいけないこと。工作員も自分が別れさせ屋であるという事実は絶対にばれないようにします。これは尾行で情報収集をしている段階からの絶対条件です。

やり方の基本は、ターゲットと知り合いになることにあります。自然な形で接触するように導き出します。そのためには事前情報が必要です。ターゲット周辺の情報がなければ、工作活動はできません。怪しまれたら終わってしまうからです。

自然に接触するためには、工作員の選別も重要になります。性別、年齢、容姿など工作に合った条件の工作員を選び接触させるのも別れさせ屋のやり方です。シチュエーションまでコントロールできれば、必然的に成功率が上がります。

接触できるようになれば、今度は関係を深める段階です。LINEを使うのは最近の典型的な方法で、年齢によっては電話なども使い、距離を縮めます。採取的に信頼関係まで到達させ、心理的に誘導しながら離婚などの状況を作り出すのがやり方です。

工作は成功するものなのか

別れさせ屋の工作は情報収集の段階から練っていきます。趣味趣向の方向性なども含め、細かに検討するものです。ポイントになるのは、成功するかどうかではなく、成功させることにあります。つまり、失敗するような賭けには出ません。確実に成功できる選択肢を作るために、情報収集して段取りするのです。

成功させるためには、さまざまなノウハウの蓄積が欠かせません。経験がものをいう世界であり、規模もなければ選択肢は広がりません。選択肢が多くなれば、それだけ成功させられる手段も増えるのです。

実際に別れさせ屋の工作が的を得るのは70%程度といわれています。あとの30%はアドリブも交え、工作のシナリオを修正していくのです。これも経験がなければできません。手持ちのカードが多いことは、別れさせ屋を選ぶ大事な条件になるのです。

別れさせ屋の成功率を上げる方法を見る>

別れさせ屋が利用している特殊道具

別れさせ屋は探偵業が行っているサービスです。そこで尾行に使われる特殊な道具目視していきます。工作のやり方とともにご紹介していきましょう。

極小カメラ

探偵としても別れさせ屋としても、大事なことは情報と証拠です。情報がなければ工作の分析もできません。そこで必要なのが、映像として納めるカメラです。しかし、大きなカメラを持てば怪しいことは間違いありません。ドラマのシーンのように、一眼レフの大きなカメラを取り出し撮影などすれば、すぐにばれてしまうでしょう。

現在ではカメラも小型化が進み、手のひらに収まるような極小カメラもたくさんあります。このようなカメラを駆使することで、怪しまれたりせずに情報をとらえられるのです。

変身道具

特殊な道具ともいえるのが、変身道具です。別れさせ屋としてさまざまなやり方がありますが、存在がばれてはいけません。つまり、存在を隠すために変身道具が役立ちます。

変身道具といっても、特殊メイクなどを使うわけではありません。そんなことをすれば逆に目立ちます。帽子や眼鏡といった小物が中心ですが、場所によって適切な服装に変えるなどの方法も重要です。

大きな荷物にはできないため、基本的にはコンパクトなものを持って歩きます。

ICレコーダー

記録という面では会話も重要です。会話を収録するために大事なのがコンパクトで高性能なICレコーダーで、昔から使われてきました。特殊なものとして、ぱっと見た目でわからないものが好まれます。スマホでも収録できるため、代用するケースも増えました。

単眼鏡

ターゲットを見張るのに、いちいち双眼鏡を使うことはありません。大きすぎて邪魔になりますし、道端で双眼鏡を使って覗いていたら、それこそ怪しい存在です。

コンパクトな単眼鏡は、手に収まるサイズのものがあります。さっと取り出し使えるサイズになるので、周囲にも怪しい感じが伝わりません。

盗聴器

盗聴器は使い方に注意が必要となります。

盗聴器を仕掛けるために対象者の家に不法に侵入するという行為は行いません。もし、そのような調査を提案された場合は、悪徳な別れさせ屋である可能性があります。

盗聴器を活用するタイミングは夫婦間で別れたい場合は自宅に設置したり、夫婦間でなければバッグに入れるといったやり方があります。

カルチャースクールの道具

特殊な道具という意味では、ターゲットに合わせた道具を別れさせ屋では使います。接触する機会を作るため、カルチャースクールを利用するケースはよくあるでしょう。工作員がカルチャースクールの内容に対応できることも大きいですが、できなくても一緒に始めるといったやり方もとられます。

いろいろなものがありますが、楽器なども使われる場合があり、その場に応じた小物が必要です。

特殊な道具は自分自身

別れさせ屋では、最終的には道具に頼らないことも出てきます。人間関係を重視しており、いかに信用してもらうかによって道具を使うだけです。意外と一般的なものを持ち歩き、自分自身を道具として使います。工作員の質によっても違いが出るのは、それだけアナログな世界だからです。

別れさせ屋の手口と工作事例

別れさせ屋の工作事例からわかることは、いったいどこにウィークポイントがあるかの判断です。ウィークポイントを突き、心理的な部分に変化を与えるのが別れさせ屋の手口といえます。つまり、結論的な部分を作り、逆算して工作を作り上げるのがやり方といえるでしょう。

事例1:新たな彼女ができていた彼氏

Aさんには長年お付き合いしていた男性Bさんがいました。Aさんには将来の夢があり、海外に出て勉強できる機会を得たのです。もちろん、Bさんを連れてはいけません。そこで、Bさんに待っていてほしいことを告げて旅立ちました。ところが1年たって戻ってみたら、Bさんには別の彼女ができていたのです。Aさんは別れさせ屋を使い取り戻そうと考えました。

別れさせ屋は、まったく情報がない中でスタートしなければいけませんでした。徹底的に情報を収集してから、最終的に別れさせるやり方を模索することになったのです。

Bさんの新しい彼女は、とても結婚願望が強い女性であり、できるだけ早くゴールインしたいと考える人でした。さらにカルチャースクールなどにも積極的なのがわかったのです。

彼女の通っていた料理教室に女性工作員を派遣。仲良くなることに成功しました。

信頼を勝ち得た女性工作員は、なかなか進まない結婚願望に対して、気晴らしにお見合いパーティーなどに行かないかと誘い出します。そこで彼女の理想にぴったりの男性にめぐり合わせたのです。もちろん、工作員であり、だんだんと仲良くなり親密な関係へと発展しました。結果的に結婚は諦め、工作員との交際を望んだのです。工作員は徐々に姿を消し、彼女には申し訳ありませんが、フェードアウトして終了しました。

事例2:不倫相手の交際を目撃させる

Cさんは、もうすぐ40歳で夫婦の間に子供がいませんでした。Cさんに原因がありましたが、旦那さんはそれを承知で長年一緒に暮らしていたのです。ところがある日、スマホを除いてしまったら、不倫関係にある女性の姿がわかったのです。

Cさんは、これを原因に離婚するつもりもありませんでした。ですが、旦那さんには戻ってほしいと思っていたため、別れさせ屋を使い、不倫相手と縁切りさせようと考えたのです。

別れさせ屋は不倫相手の素性調査から始めました。すぐに情報は判明し、複数の男性と交際している女性とわかったのです。もちろん、旦那さんはそんなことは知らない様子でした。ここに付け入るスキです。

不倫相手の女性の趣味を分析し、女性がよく出入りしているバーに工作員を送り込みました。すぐに意気投合するようになり関係を持ったのです。

旦那さんの行動情報も手に入れていたので、工作員とともに不倫相手の女性が目撃されるように仕向けました。旦那さんはその姿を見たことで一気に冷めてしまったのです。これでCさんのもとに旦那さんは返ってきました。

まとめ

別れさせ屋はさまざまな手口を使い、結果につながるようにやり方を考えます。結果を出すことが求められるため、常に結果からの逆算で成り立つのです。

道具もいろいろとありますが、最終的にはマンパワーが一番の力を発揮します。経験も重要で、どんな工作を仕掛けるか、どんな道筋をたどるか作り出すのが別れさせ屋のやり方といえるでしょう。

知識も経験も必要です。安い高いだけでは判断できないことも多いため、別れさせ屋を使うときには、細かな情報も集め判断していくといいでしょう。